人それぞれ離婚してからの気持ちが切り替わる期間に差はあるものの、切り替わったなら新しい出会いや再婚も考えていきたいですよね?
そこで今回はこのようなお悩みにお答えしていきます。
この記事を読んでわかること
- 離婚後の再婚率について
- 再婚することのハードル
- 再婚しやすい出会い方について
今回のテーマは【離婚後は一生独身でいることが良い選択かどうか】についてです。
現在の日本では、結婚したカップルのうち3組に1組が離婚しているといわれており、昭和の時代と比べると離婚自体が珍しいものではなくなってきました。
しかしながら再婚となるとどうでしょうか?
心理的なハードルもあって少し考えてしまう方も多いでしょう。そこで再婚しようかと悩んでいる方に向けて私はこう主張します。
とはいえ目の前に迫る現実的な問題も乗り越えていかなければなりませんので、記事中で詳しく解説していきます。
離婚後は一生独身が賢い選択?【そうでもない現実】
離婚したばかりで次の事は考えられないという方でも、気持ちの整理がつけば次に向かって踏み出したくなのが普通の感情だと思います。
しかしながら、一度離婚を経験しているだけに「次はうまくいくだろうか」と不安に感じる方も多いと思います。そこでまずは、『再婚すること自体が珍しいことなのだろうか』ということについて政府の婚姻に関する統計をもとに考えていきます。
先に言っておきますと、再婚は決して珍しいことじゃないです。この人と一緒になりたいと思える人がいれば絶対に前向きに考えていくべきだと言えます。次は、政府が出している婚姻数と再婚数の統計を見やすいようにまとめていますのでご覧ください。
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ここ数年の婚姻数と再婚数(※総数の横には割合を記載しています)
年次 | 夫妻の初婚・再婚 | 夫妻とも初婚 | 夫妻とも再婚又はどちらか一方が再婚 | 夫妻とも再婚 | 夫再婚・妻初婚 | 夫初婚・妻再婚 | ||||||
2018年 | 586,481 | 100 | 429,742 | 73.3 | 156,739 | 26.7 | 57,383 | 9.8 | 57,910 | 9.9 | 41,446 | 7.1 |
2017年 | 606,952 | 100 | 445,672 | 73.4 | 161,280 | 26.6 | 58,164 | 9.6 | 60,049 | 9.9 | 43,067 | 7.1 |
2016年 | 620,707 | 100 | 454,872 | 73.3 | 165,835 | 26.7 | 59,518 | 9.6 | 61,812 | 10 | 44,505 | 7.2 |
データを見る限り、婚姻したカップルのうちどちらか一方が再婚であるケースは25%以上になっており、男性が再婚であるケースに限って見てみると全体の10%以上にもなっています。
ちなみに比較対象として平成の最初の年と比べて見ると・・・
平成元年の婚姻数と再婚数(※総数の横には割合を記載しています)
1989年 | 708,316 | 100 | 576,905 | 81.4 | 131,411 | 18.6 | 49,773 | 7 | 46,580 | 6.6 | 35,058 | 4.9 |
婚姻したカップルのうち再婚者が占める割合は18%となります。平成の30年間のうちに再婚に対する認識が変わってきているということがお分かり頂けるかと思います。
平成からもっとさかのぼるとこの傾向はさらに顕著になります。良くも悪くも離婚しやすく、再婚しやすい世の中になってきているということですね。
何ら珍しいことではない再婚
以上の事から、再婚すること自体は珍しいことでも何ともありません。
もし記事を見て頂いているあなたの周りでは再婚したというカップルが少ないかもしれませんが、日本全体で見ると再婚するという行為自体は珍しいものではないのです。
とはいえ再び結婚するとなれば、様々なハードルがあるのも事実でしょう。
もう離婚はしたくないという気持ちもあるでしょうし、力が湧いてこないという人もいると思います。次からは実際に再婚したカップル(私の実弟『H30.12月離婚 R2.1月再婚』)に話を聞いて作成しています。
共感できるという人やまだ共感できないという人もいるかもしれませんが、あくまで一例としてご覧いただければと思います。
再婚に向けて
心理的なハードル
『離婚して少ししか経っていないのに再婚してもいいのだろうか?』という気持ちが再婚(新しい幸せをつかみにいこう)するという行為に対してブレーキをかけます。
離婚した相手はどうなんだろうという気持ちは特に男性側が再婚するケースで多いように思います。
私の実弟も例外でなく申し訳ない気持ちを多少なりとも感じていたようです。なので再婚はいずれしたいと思ってるけど、もう少し時間が経ってから・・・、というような感じでした。
そんな心配はハッキリ言って無用です。
その点は女性の方がサッパリとしているというか切り替えが早いように感じますね。自分自身の気持ちに正直になって再婚したいと感じているならば再婚に向けて前向きに歩み出すべきでしょう。
とはいえ前妻との間にまだ問題が残っている場合には、先に問題を処理しなければなりません。養育費や家のこと、財産分与のことなどの区切りはしっかりとつけてから再婚に向けて歩み出すべきでしょう。
次の結婚は上手くいくか?
「前回は離婚という結果になってしまったから、次が上手くいくか不安だ」というかたも多いしょう。
私の実弟の場合は、再婚を悩んでいるタイミングで子供を授かってしまったのでどうこう言っている場合ではなかったのですが、あなたがある程度の年齢であれば気持ちに行動をまかせて勢いで再婚ということは少ないでしょう。
しかしながら、次にうまくいくかどうかは実際に結婚生活を送ってみなければ分からないのです。
不安な方は自己分析してみましょう!
\まずは自己分析から/
再婚するにあたって同棲期間を設けるのも一つの手でしょう。
検証と言っては言葉が悪いかもしれませんが、結婚を考えている相手との相性は一緒に住むということをしてみないことにはわからないのです。
お相手の方が再婚である点に納得してくれているかも重要ですので、なぜ1回目の結婚で離婚してしまったのかをしっかりと話しておくことも大切です。
もしあなたに原因があったとしても、ちゃんと理解したうえで結婚してくれる相手なら安心して再婚できますね。
勢いだけでなく、相手との生活のことも考えて動いていく方が失敗する確率は下げられると思います。
同性からスタートというのは手間がかかるので敬遠してしまうかもしれませんが、離婚ほど心理的な負担のかかるものはないと思っています。そのような事態を未然に防ぐ意味でも同棲期間を設けてみるのも良い選択といえるでしょう。
費用面
再婚とならば再び結婚式をするのか?といった事も話になるでしょう。
私の実弟の場合は夫が再婚、妻が初婚といった組み合わせですが、写真と身内だけの食事会で済ませることにしました。
離婚するにあたり持ち家の清算やその他の費用がかかったため、結婚に付随するイベントにかける出費を抑えて実生活に資金を回すと言っていました。
この辺りは夫婦で相談しあってお互いが納得するところで落としどころを探っていく方が良いでしょう。愛情だけではどうにもならないのが実生活とお金です。2人でじっくりと話し合っていきましょう。
出会いがあるか?
再婚したいけど、こちらがバツイチだから相手が・・・というかたもいるでしょう。
そんな方は本気で再婚を考えているなら結婚相談所に話を聞いてみましょう。オーネットでは成婚者のうち男女のどちらかが再婚者である割合が24%を占めています。
成婚したカップルのうちの4分の1なので思っている以上の割合であると思います。なので自分はバツイチだからという気持ちもあるかもしれませんが、そんな心配は一切不要です。
思っている以上にバツイチでも大丈夫だと言ってくれる会員さんが多いです。
女性側だけの特典になりますがシングルマザープランもあるので、男性側がバツイチは嫌だと言わない限りは良い出会いにめぐり合う確立は極めて高いと言えるでしょう。
もし不安な人は、オーネットの公式サイトから無料でできる婚活診断を受けてみてください。
必要事項を入力するだけで、あなたの希望条件に会う相手が分かりますよ。
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本当の幸せとは?
本当のしあわせとは他愛のない事かもしれませんが、家にいて気持ちが安らぐ事です。
家に1人でいて気が楽でというのも悪くありませんが、本当の幸せとは誰かとの生活の中で生まれる感情であると感じています。
今あなたが再び幸せをつかみに行こうという気持ちになっているならその気持ちに従って行動しましょう。
きっと良いお相手にめぐり合えると思います。
幸せをつかみに行こう
幸せは誰かが与えてくれるモノではなく、自分でつかみに行くものです。
無数のチャンスが転がっていてそれを掴むも逃すも自分次第。離婚して一生独身だと”再び離婚する”という失敗をしないので気持ちがラクかもしれません。しかし、誰かといて安らぐ幸せはやってこないでしょう。
記事を読んでくれたあなたに心から安らげるような幸せが訪れることを祈っています。
本記事の作成にあたっての出典
「厚生労働省 平成 28 年度 人口動態統計特殊報告 「婚姻に関する統計」の概況」
「E-Stat 政府統計の総合窓口」